花み屋のリアルとフィクション

花を観察している大学院生のフリースペース

結婚改姓の煩わしさ②

改姓手続きとは 

 改姓手続きと聞いて何を思い浮かべるだろうか。ここで、市区役所で婚姻届を提出すること、と考えた人は改姓したことがない人だろう。改姓手続きは、市区役所で婚姻届を提出し、住民票の氏名の姓を変えるだけでは終わらない。自身の氏名が登録されている全ての機関に連絡を取り、書類を書き、変更の手続きをしてもらうことまで終えて、はじめて改姓手続きが終わったと言える。

 では、一体いくつの機関に連絡を取る必要があるのだろうか。筆者が改姓手続きを依頼した機関は以下の通りである。

・区役所(戸籍・住民票・マイナンバーカードの改姓)

・銀行2件(口座名義の変更)

・警察署(免許記載事項の変更)

・大学の所属学府の事務(在籍登録名・学生証の改姓)

・大学の所属研究室の事務(登録口座の改姓)

・大学の所属プログラムの事務(登録口座の改姓)

・大学の奨学金係(奨学金の貸与者の改姓)

大学生協(登録名義の変更)

学生総合共済(登録名義の変更)

・クレジットカード会社2社(カード名義の変更)

・年金機構(夫の勤め先事務に委託)

・健康保険(父・夫の勤め先事務に委託)

・パスポートセンター(パスポートの改姓)

自動二輪売店自動二輪自賠責保険の名義変更)

・保険会社(自動二輪の任意保険の名義変更)

・携帯会社(携帯の名義変更)

 全部で18の窓口と連絡をとった。私の場合は、入籍とともに引っ越したので必要なかったが、人によっては、水道局や電力会社、ガス会社、賃貸マンションの管理会社にも連絡を取らねばならないだろう。これら全てに連絡を取り、訪れ、書類を書き、改姓手続きを終えるのはなかなか大変である。しかし、結婚をして改姓をする人には必ず必要な作業なのである。これらを怠れば、日々の生活や仕事に様々な支障が生じる。そのため、婚姻届を提出したら、そこから迅速に済ます必要がある。

 

①はじめに

②改姓手続きとは

③直接訪れなくてはいけない窓口が圧倒的に多い

④消えていく時間とお金

⑤現状の改姓手続きは見直されるべきである